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バドミントン大会の種類まとめ|オープン戦・市民大会・公式戦の違いを解説

「そろそろ大会に出てみたいけれど、種類が多くてどれに申し込めばいいのか分からない」——この記事は、そんなバドミントン愛好者の方に向けたガイドです。市民大会・オープン戦から、協会が主催する公式戦、年代別のシニア大会、実業団・学生の大会まで、代表的な大会の種類を「参加しやすさ」の順に整理します。

読み終えると、それぞれの大会の特徴、日本バドミントン協会への登録(日バ登録)が必要かどうか、そして自分のレベルや目的に合った大会の選び方が分かります。個別の探し方や申込みの手順までは踏み込みすぎず、まずは「全体像をつかむ」ことをゴールにしています。

大会の全体像|参加しやすさマップ

バドミントンの大会は数多くありますが、「誰が主催し、誰が出られるのか」で大きく性格が変わります。まずは参加のしやすさで大まかに並べてみましょう。下に行くほど参加のハードルや必要な資格が上がっていくイメージです。

タイプ主な主催者日バ登録参加しやすさ
オープン大会地域の連盟・協会、用具店など原則不要高い(愛好者向け)
市区町村・市民大会市区町村の体育協会・バドミントン協会など大会による比較的高い
協会の公式戦都道府県協会・日本協会必要資格・予選が必要
年代別・シニア協会(全日本シニア等)/自治体(交流大会)公式戦は必要大会により幅がある
実業団・学生企業チーム・学連など所属が前提
ポイント

まず押さえたいのは「オープン大会・市民大会は登録なしで出られることが多い」、「協会の公式戦は日バ登録+資格や予選が必要」という2つの軸です。この違いが分かると、大会選びが一気にシンプルになります。得点ルールも知っておくと安心です。現行は3ゲーム21点制ですが、2027年1月4日から3ゲーム15点制へ移行することが決まっています。

それぞれのタイプを、次の章から具体的に見ていきます。なお、大会の探し方や要項の読み方そのものは、バドミントン大会の探し方と申込み方法の記事で詳しく解説しています。

オープン大会(オープン戦)とは

オープン大会(オープン戦)は、地域のバドミントン連盟・協会や用具店(例: ラケットショップフジなど)が主催し、協会登録者に限らず幅広い愛好者が参加できる個人戦の大会です。日野オープン、立川オープン、文京オープン、江東区オープンなど、地域名を冠した大会が各地で開催されています。なお「オープン大会」という言葉に公式な定義文があるわけではなく、各大会の傾向から整理した呼び方である点にはご留意ください。

参加資格・種目

  • 参加資格の実例として「高校生以上で、主審・線審ができる方」(日野オープン)、「主審・線審できる方(敗者責任審判制)」(立川オープン)などがあります。自分の試合以外で審判を担当することが前提の大会が一般的です。
  • 種目は男子ダブルス・女子ダブルスが中心で、シングルス専用大会や混合ダブルスの大会もあります。
  • クラス分けはレベル別(1部・2部・3部など)と年代別(40・45・50・55・60歳以上など)が組み合わされます。過去に下位クラスで入賞すると上位クラスへ格上げされる規定を設ける大会もあります。

参加費・試合形式

参加費はダブルスで1ペア3,000〜4,000円程度が目安です(傷害保険代を含む場合があります)。棄権しても返金されないのが通例です。試合形式は「予選リーグ(原則3チーム、申込数により4〜5チーム)→各ブロック1位による決勝トーナメント」が主流で、3部はトーナメントのみという大会もあります。得点は21点(または15点)打ち切り・セティング無しなど、大会独自の変則ルールが使われることもあります。

ポイント

オープン大会は「登録不要・クラス別・審判できる方」が合言葉。初めての大会にちょうどよい選択肢です。参加資格や当日の流れ、申込みの具体的な手順はオープン戦の参加ガイドで詳しくまとめています。

市区町村・市民大会

市区町村や市民大会は、地元の体育協会・バドミントン協会などが主催する地域密着型の大会です。オープン大会と近い性格を持ち、初心者・初級クラスが設けられていることも多く、地元でバドミントンを始めた人が最初に出場する大会になりやすいのが特徴です。

  • 参加条件: その市区町村に在住・在勤・在学の方や、地域のクラブ・サークルに所属する方を対象とする大会が一般的です。協会登録の要否は大会によって異なります。
  • 種目・クラス: 男女ダブルスを中心に、シングルスや混合ダブルスを設ける大会もあります。レベル別・年代別のクラス分けが行われることが多いです。
  • 雰囲気: 地域の交流を目的とした和やかな大会から、県大会につながる予選を兼ねた大会まで幅があります。

市民大会は「地元で気軽に」という点が魅力ですが、対象者や種目は大会ごとに大きく異なります。参加できるかどうかは、開催する市区町村や協会の案内・最新の大会要項で必ず確認しましょう。

協会の公式戦(日バ登録が必要な大会)

協会が主催・公認する公式戦は、都道府県協会や公益財団法人日本バドミントン協会が運営する大会です。出場するには、当該年度の日本バドミントン協会の会員登録(日バ登録)が必要になります。

日バ登録のしくみ

  • 登録は個人が直接行うのではなく、所属団体を通じて都道府県協会経由で行うのが基本です(会員規程)。二重の県登録はできず、毎年の更新制です。
  • 年間の登録料は、日本協会分が一般1,000円・高校生500円・中学生300円・小学生300円で、これに都道府県・地区協会の登録料が上乗せされます(例として神奈川県は合計1,500円)。金額は地域によって異なります。
  • 登録すると協会主催・公認の競技会に出場でき、公認指導者資格の取得も可能になります。

公式戦の代表例

日本一を決める全日本総合バドミントン選手権大会は、男女シングルス・ダブルスと混合ダブルスの5種目で争われる国内最高峰の個人戦です。都道府県レベルでも、県協会が主催する選手権大会や、上位大会への予選を兼ねた公式戦が年間を通じて開催されています。これらはいずれも協会登録者を対象とし、種目数の上限や審判資格などの条件が設けられていることがあります。

ポイント

公式戦は「日バ登録+大会ごとの資格・条件」がセット。まずは所属団体や都道府県協会に登録方法を確認するのが第一歩です。要項は年度ごとに変わるため、最新の情報を必ずチェックしてください。

年代別・シニアの大会

一定の年齢以上を対象にした年代別・シニアの大会もあります。代表的なのが、日本バドミントン協会が主催する全日本シニアバドミントン選手権大会です。毎年秋に開催され、年代区分は30・35・40・45・50・55・60・65・70歳以上に加え、75・80・85歳以上まで細かく分かれています(最上位区分は公開種目)。年齢基準は要項ごとに定められる日付(例: 令和8年4月1日現在)で判定されます。

全日本シニアは代表選考型

  • 種目は各年代で男女シングルス・ダブルスと混合ダブルス。1選手2種目以内で、シングルスと混合ダブルスは兼ねられないなどの制限があります。
  • 参加資格には、当該年度の日本協会登録会員であること、前年度大会での上位入賞または都道府県の割当枠内の推薦、そして日本協会公認審判員の資格などが含まれます。
  • つまり全日本シニアは個人が直接エントリーできない代表選考型の大会で、多くの場合は県予選や推薦を経て出場します。県によっては最上位区分(例: 75歳以上・80歳以上)は予選なしで本大会に出場できる扱いもあります。

このほか、原則60歳以上を対象とする交流大会(ねんりんピック=全国健康福祉祭)のように、自治体が代表を選定・派遣する形式の大会もあります。バドミントンが実施されるかどうかは開催県によって異なります。シニアの公式戦に出るまでの具体的な道のりは、シニアの公式戦ガイドで詳しく解説しています。

実業団・学生の大会

ここまでの大会が主に個人で参加するものだったのに対し、実業団や学生の大会は「所属」が前提となるチーム・団体戦が中心です。個人が自由に申し込むというより、企業チームや学校・大学のチームとして参加する枠組みです。

  • 実業団(社会人): 企業やクラブのチームが対抗戦を行います。国内最高峰の団体リーグとしてS/Jリーグがあり、これは1979年から続いた日本リーグを2016年に改革して発足したものです。男女各12チームがSブロック・Jブロック各6チームで総当たりを行い、上位4チームによるトーナメントで争います。下位リーグとしてS/Jリーグ2も設けられています。
  • 学生: 中学・高校・大学の各カテゴリで、学校対抗や個人戦の大会が学連などの主催で行われます。所属校を通じてエントリーするのが基本です。

実業団・学生の大会は、チームや学校に所属していることが出場の前提になる点が、これまでの大会と大きく異なります。愛好者として「まず1つ大会に出てみたい」という場合は、前半で紹介したオープン大会や市民大会から検討するとよいでしょう。

自分に合う大会の選び方

種類が分かったら、次は「自分がどれに出るか」です。以下のチェックリストを使うと、候補を絞りやすくなります。

  • 登録の有無で決める: まだ協会登録をしていないなら、登録不要で出られるオープン大会や市民大会が入り口になります。
  • レベルで決める: 初心者・初級なら下位クラス(3部など)や初級クラスのある大会を選びましょう。クラス分けのおかげで、近いレベル同士で対戦できます。
  • 種目で決める: ダブルス中心の大会が多いので、まずは組めるパートナーがいるかを確認します。シングルスや混合ダブルス専用の大会もあります。
  • 年代で決める: 年代別クラスやシニア大会を活用すると、同世代と楽しめます。全日本シニアのような公式戦を目指す場合は、登録・予選など早めの準備が必要です。
  • 審判・当日条件を確認する: 「主審・線審ができる方」といった審判条件や、受付時間・ユニフォーム規定などは大会ごとに違います。要項を読んで無理のない範囲かを確かめましょう。
ポイント

迷ったら「登録不要 × 下位クラスあり × ダブルス」のオープン大会・市民大会から始めるのが定番です。大会の探し方・申込み方法・要項の読み方はこちらの記事で具体的に解説しています。出場が決まったら、大会日程やメンバーの管理にスマートスコアのようなアプリを使うと準備がスムーズです。

よくある質問

初心者でも出られるバドミントンの大会はありますか?

はい。地域のオープン大会や市区町村の大会には、初級・下位クラス(3部など)が設けられていることが多く、初心者でも申し込めます。多くのオープン大会は協会登録がなくても参加でき、クラス分けによって近いレベル同士で対戦できます。ただし「主審・線審ができる方」といった審判条件や年齢条件が付く大会が一般的なので、最新の大会要項でご確認ください。

日本バドミントン協会への登録(日バ登録)は必ず必要ですか?

大会の種類によります。オープン大会や市区町村の一般大会の多くは協会登録がなくても参加できます。一方、全日本シニアや全日本総合などの協会主催・公認の公式戦に出るには、当該年度の日本バドミントン協会の会員登録が必要です。登録は所属団体を通じて都道府県協会経由で行い、年ごとの更新制です。

全日本シニアには個人で直接申し込めますか?

直接はエントリーできません。全日本シニアは代表選考型の大会で、多くの場合は都道府県協会の予選や推薦を経て出場します。参加資格には日本協会の登録会員であることや公認審判員資格などが含まれ、申込みも都道府県協会ごとの一括申込となります。詳細は年度ごとの要項で異なるため、県協会の案内でご確認ください。

オープン大会の参加費はいくらくらいですか?

大会によって異なりますが、ダブルスで1ペアあたり3,000〜4,000円程度が一つの目安です(傷害保険代を含む場合があります)。棄権しても返金されないのが通例です。金額や納付方法は大会ごとに違うため、必ず最新の大会要項で確認してください。

得点は何点先取ですか?ルールが変わると聞きました。

現行は3ゲーム21点ラリーポイント制で、各ゲーム21点先取・20対20以降は2点差が必要(上限30点)です。2027年1月4日からは3ゲーム15点制へ移行し、各ゲーム15点先取・14対14から2点差が必要(上限21点)となります。ただしオープン大会では21点打ち切りやセティング無しなど独自ルールを採用する場合もあるため、大会要項の確認をおすすめします。

まとめ

  • バドミントンの大会は「誰が主催し、誰が出られるか」でオープン大会・市民大会・協会の公式戦・シニア・実業団/学生に大別できます。
  • オープン大会・市民大会は協会登録なしで出られることが多く、クラス分けもあるため初心者の入り口に向いています。
  • 協会の公式戦に出るには、当該年度の日バ登録に加え、大会ごとの資格や予選が必要です。
  • 全日本シニアは年代区分が細かく、個人が直接申し込めない代表選考型で、県予選や推薦を経て出場します。
  • 実業団・学生の大会はチーム・学校への所属が前提。愛好者はまずオープン大会・市民大会から検討するのがおすすめです。

まずは登録不要で参加しやすいオープン大会や市民大会から一歩を踏み出し、慣れてきたら公式戦やシニア大会へと広げていくのが自然な流れです。参加費・資格・当日の条件は大会ごとに異なるため、申込み前に必ず最新の要項・公式サイトで確認しましょう。

参考・出典

バドミントン大会検索サイト minton / 大会でようNET / バドラバ / 公益財団法人日本バドミントン協会

※大会・登録の最新情報は必ず各公式サイト・大会要項でご確認ください。

スマートスコア編集部
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