シャトルの番手と保管方法|温度表示の読み方・試打と保管のコツ
先に押さえたいポイント
- 温度表示は製品の分類表で選び、会場の試打で確認する。
- 競技規則の水鳥シャトルの重量は4.74〜5.50g。商品ごとに自由に変わる目安ではない。
- 保管は製品の案内に従い、根拠のない一律のスチーム・霧吹きは避ける。
シャトルの温度番号を製品の表示で確認し、会場で試打する方法を紹介します。水鳥とナイロンの表示を区別し、メーカーに沿った保管を整理します。
番号や色の体系は製品ごとに読む
温度表示は使用する製品の分類表で確認します。ヨネックス2026カタログの水鳥製品には1〜7の分類があり、ナイロン製品にはSLOW・MIDDLE・FASTなどの区分とキャップカラーが使われます。別メーカーや別素材の番号を同じ意味だと決めつけないでください。
水鳥製品のこの分類では、低い温度向けほど大きい番号です。ただし製品ごとの販売範囲は異なります。
季節名より会場の条件を見る
シャトルの飛びは空気の状態の影響を受けます。同じ気圧などの条件なら高温ほど空気密度は低くなる方向ですが、実際には標高や空調なども異なります。室温だけで飛距離を保証できません。
「夏だから2番」と固定せず、分類表を出発点にして会場で試打します。風のある場所での結果を室内の設定にそのまま当てはめないでください。
ヨネックス水鳥製品の温度分類例
| 番号 | 適正範囲温度 |
|---|---|
| 1 | 33℃以上 |
| 2 | 27〜33℃ |
| 3 | 22〜28℃ |
| 4 | 17〜23℃ |
| 5 | 12〜18℃ |
| 6 | 7〜13℃ |
| 7 | 7℃以下 |
出典はヨネックス2026カタログです。温度帯には重なりがあり、全ブランド共通の規則ではありません。会場での試打と、大会の使用球の案内を合わせて確認します。
水鳥シャトルの規格と試打
BAJルールブック2026第2条では、水鳥シャトルの羽根は16枚、長さは62〜70mm、先端が作る円は直径58〜68mm、台の直径は25〜28mm、重さは4.74〜5.50gと定めています。これは単なる商品選びの目安ではなく、競技規則上の範囲です。
非水鳥シャトルには、素材の性質による寸法・重量の差を10%まで認める規定があります。水鳥製品全般の規格が自由に変わるという意味ではありません。
第3条の試打は、バックバウンダリーライン上から十分なアンダーハンドストロークで、サイドラインと平行に打ち上げます。正しい速さのシャトルは反対側のバックバウンダリーラインの手前530〜990mmに落ちます。温度表示を出発点にし、実際の会場で確かめてください。
傷みを保管・使用状況に分けて確認する
羽根が折れたとき、乾燥だけを原因と決めつけないようにします。使用前から傷んでいたのか、フレームに当たった直後なのか、使用を重ねて飛びが乱れたのかを分けて記録すると、次に確認する点が絞れます。
- 未使用の筒:製品名・温度表示・保管場所を確認する。
- 使用中:羽根の欠けや変形、飛行のふらつきを確認する。
- 交換後:同じ製品でも違いが続く場合は、現物を残して購入店へ相談する。
折れた羽根や不安定な飛びを、加湿で元に戻せるとは考えないでください。練習用に再利用する場合も、狙いに合う飛び方か確認します。
メーカーの案内に沿った保管と共同管理
ヨネックスの2026年カタログでは、コルクを下向きにして筒を立てて保管するよう案内しています。保管は製品の表示を優先し、羽根を押しつぶさないように扱いましょう。
蒸気や霧吹きを全製品に共通する手入れとしては勧めません。加湿を案内している製品でのみ、その方法に従います。自己流で水分を加えて寿命が延びるという保証はできません。
サークルで使うときの記録例
| 記録する項目 | 次回に使う判断 |
|---|---|
| 製品名・温度表示・当日の室温 | 同じ会場での番手選び |
| 開封日・使用した個数 | 購入量と参加費の計算 |
| 交換した理由 | 保管・打ち方・使用回数の切り分け |
これは編集部の管理例です。新品・ゲーム練習用・ノック用を分けておくと、状態を毎回一から確認する手間を減らせます。費用の決め方はサークル会費の考え方も参考にしてください。
よくある質問
冬に羽根が折れるのは乾燥のせいですか?
乾燥だけが原因とは限りません。使用前の傷み、フレームへの接触、使用回数や保管状況を分けて確認します。折れた羽根を加湿で修復することはできません。
温度表示はどう選びますか?
使用する製品の温度別分類表で室温に合う番号を選び、会場で試打して確認します。番号の体系と販売範囲は製品によって異なります。
スチームや霧吹きは使ってよいですか?
一律には勧めません。製品の公式な取扱説明で加湿が案内されている場合に、その方法に従ってください。
保管するときの向きは?
ヨネックスの2026年カタログではコルクを下にして筒を立てるよう案内しています。使っている製品の表示を優先してください。
まとめ
- 温度表示は製品の分類表で選び、会場の試打で確認する。
- 競技規則の水鳥シャトルの重量は4.74〜5.50g。商品ごとに自由に変わる目安ではない。
- 保管は製品の案内に従い、根拠のない一律のスチーム・霧吹きは避ける。
- 共同管理では温度表示・使用個数・交換理由を残す。
ラケット・ガット・シューズにかかった費用は、アプリの「コスト管理」で記録できます。

