道具・準備

大会の服装・ユニフォーム規定まとめ|検定合格ウェア・ゼッケン・シューズ底の色

「大会に出たいけど、普段のTシャツで大丈夫?」「ゼッケンって自分で用意するの?」「シューズの底の色まで見られるって本当?」——バドミントン大会の服装ルールは、大会の種類によって驚くほど厳しさが違います。だからこそ、初めての人ほど戸惑いがちです。

この記事では、公式大会と草大会・市民大会で異なる服装・ユニフォーム規定を、検定合格ウェア・背面ゼッケン・シューズ底の色・用具の検定制度という切り口で整理します。読み終えれば、出場前にどこを確認すればよいかがはっきりわかります。

大会によって厳しさが違う(等級の考え方)

バドミントンの大会は、主催者や規模によって「等級」のようなものがあり、それに応じて服装・用具のルールの厳しさが変わります。同じ「大会」でも、地域のサークルが集まる草大会と、協会が主催する公式戦とでは、求められる基準がまったく異なると考えてよいでしょう。

大まかには、協会(JBA)が主催・公認する公式性の高い大会ほどウェアや用具の規定が細かく、オープン大会や市民大会になるほど運用が緩やかになる傾向があります。とはいえこれはあくまで一般的な傾向で、実際の基準は各大会の要項に書かれています。

ポイント

服装・用具規定は「大会の等級・主催者によって異なる」のが大前提です。この記事の数値や基準も目安であり、必ず出場する大会の最新要項で確認してください。

どの種類の大会があるのかをまず把握しておくと、要項を読むときの見通しが立ちやすくなります。大会のレベル分けについてはバドミントン大会の種類まとめで整理していますので、あわせて参考にしてください。

公式大会のウェア規定(審査合格品・検定マーク)

公式性の高い大会で最も特徴的なのが「審査合格品(検定合格ウェア)」の考え方です。JBA主催の第一種・第二種大会などでは、色つきの競技用ウェアについて、協会の審査に合格した製品(検定合格マーク付き)が求められることがあります。

これは、公式の場でウェアの品質や表示に一定の基準を設けるための仕組みです。市販の競技用ウェアの多くはこの審査に対応していますが、「色つきのウェアなら何でも良い」というわけではなく、大会の等級によっては検定マークの有無が確認される点に注意が必要です。手元のウェアが対象かどうかは、タグや商品の表示で検定合格マークを探すと判断しやすくなります。

また、白一色のウェアなど色のつかないウェアの扱いは、色つきウェアとは別に定められていることがあります。ダブルスでペアの色をそろえるかどうかも含め、「ウェアはこう」と一言で決めつけず、要項の服装欄を項目ごとに読み込むことが大切です。

項目公式性の高い大会の傾向
色つき競技用ウェア審査合格品(検定合格マーク付き)が求められることがある
Tシャツ不可とされる場合がある(要項次第)
ペアの色統一求められる場合がある(要項次第)
背面表示・ゼッケン寸法・行数・文字色などが規定されることがある
ポイント

Tシャツの可否、ペアの色統一、検定マークの要否は、いずれも「大会の等級・主催者で大きく異なる」項目です。表の内容は傾向であって、確定した基準ではありません。

背面表示・ゼッケンの実例規定

公式大会では、ウェアの背面に所属名や選手名を表示する「背面表示(ゼッケン)」が求められることがあります。表示の仕方にも決まりがあり、実例としては次のような規定が示されることがあります。

項目実例(目安)
表示範囲縦20cm×横30cmの範囲内
文字色単一色
行数3行まで
文字の高さ6〜10cm程度

ただし、これらの寸法や条件は大会・年度によって改訂されます。上記はあくまで一例であり、そのまま適用できるとは限りません。数値は目安として捉え、実際に用意する前には必ず最新の大会要項を確認してください。要項によっては、貼り付け式のゼッケンを主催者が配布する場合もあります。

ポイント

ゼッケンの寸法・行数・文字色は年度改訂されやすい項目です。前年の情報や他大会の基準を流用せず、その大会の最新要項に合わせて用意しましょう。

シューズ底の色(ノンマーキングの慣行)

意外と見落としがちなのがシューズの底(ソール)の色です。体育館の床は多くの大会会場で共用されるため、床を傷つけたり黒い跡(マーキング)を残したりしないよう、ソールの色に配慮が求められる慣行があります。

具体的には、白・アメ色・無色透明、またはNON-MARKING(ノンマーキング)表記のあるソールが求められることが一般的です。バドミントン専用シューズの多くはこのノンマーキングソールを採用していますが、屋外用の運動靴や黒いソールの靴は跡が残りやすく、会場によっては使用を断られることがあります。

ポイント

会場入り口の掲示に「体育館履き(ノンマーキング)に履き替え」と書かれていることもあります。館内での扱いは会場によって異なるため、掲示や要項を確認しましょう。

そもそもバドミントン専用シューズがなぜ必要なのか、選び方や買い替えの目安についてはバドミントンシューズの選び方で詳しく解説しています。

オープン大会・市民大会の緩やかな運用例

一方で、オープン大会や市民大会では、服装のルールが比較的ゆるやかに運用されることが多くあります。楽しみながら参加できることを重視する大会では、色つき競技用ウェアやゼッケンを必須とせず、Tシャツでの出場を認めているケースも珍しくありません。

ただし「ゆるやか」といっても無制限ではありません。次のような点は、緩やかな大会でも要項に条件が書かれていることがあります。

  • Tシャツの可否(可の場合でも露出や文言の制限がある場合あり)
  • シューズはノンマーキングソール推奨・必須
  • ペアで色をそろえるかどうか(自由なことが多い)
  • 背面表示・ゼッケンの要否(不要なことが多い)

つまり、緩やかな大会かどうかも含めて「Tシャツ可否は要項次第」です。初めて出場する場合は、要項の服装欄を必ず読み、不明点があれば主催者に問い合わせておくと安心です。初出場全体の流れは初めてのバドミントン大会ガイドにまとめています。

用具の検定制度(第1種・第2種シャトル)

服装と並んで、大会で使われる用具にも検定制度があります。特に水鳥シャトルには「検定球」の区分があり、大会の等級に応じて使い分けられます。

区分用途シール
第1種協会主催の全国大会などで使用金色
第2種加盟団体が単独で開催する大会で使用銀色

参考までに、競技規則で定められた水鳥シャトルの規格の目安は次のとおりです。水鳥シャトルは16枚の羽根とコルク台で構成されます。

項目規格(目安)
羽根の長さ62〜70mm
先端円の直径58〜68mm
台(コルク)の直径25〜28mm
重量4.74〜5.50g

なお、ナイロンシャトルは水鳥シャトルの規格に対して最大10%の差が許容されます。これらの数値は競技規則に基づく目安であり、製品やロットにより差があります。プレーヤーとして覚えておくべきは、「どの検定球を使うかは大会側が決める」という点で、通常は参加者が用意する必要はありません。

ポイント

公式大会で使うシャトルは第1種・第2種などの検定球が指定されます。個人で練習用に買う場合の番手(スピード番号)とは別物と考えておくと混乱しません。

出場前のチェックリスト

最後に、大会に出る前に服装・用具まわりで確認しておきたい項目をまとめます。すべてに共通するのは「要項で確認する」という一点です。

  1. ウェアは要項の指定どおりか(色つき競技用ウェアの検定マーク要否・Tシャツ可否)
  2. ペアの色統一が求められていないか(ダブルスの場合)
  3. 背面表示・ゼッケンの要否と、その寸法・行数・文字色
  4. ゼッケンは自分で用意するのか、主催者が配布するのか
  5. シューズのソールが白・アメ色・無色透明・NON-MARKINGか
  6. 会場で室内履きへの履き替えが必要か
  7. 使用シャトルの指定(第1種・第2種など。参加者準備の要否)
ポイント

チェックの基準はすべて「その大会の最新要項」です。前回大会や他大会の情報をそのまま当てはめず、毎回要項を読み直す習慣をつけましょう。

よくある質問

普通のTシャツで大会に出てもいいですか?

大会の等級と主催者によって異なります。オープン大会や市民大会ではTシャツでの出場を認めている場合も多い一方、JBA主催の第一種・第二種大会などでは色つき競技用ウェアに審査合格品(検定合格マーク付き)を求めることがあります。可否は要項に明記されるため、必ず出場する大会の最新要項で確認してください。

検定合格ウェアとは何ですか?

協会の審査に合格した競技用ウェアで、検定合格マークが付いています。JBA主催の第一種・第二種大会などでは、色つき競技用ウェアについて審査合格品が求められます。求められる範囲や運用は大会の等級・主催者で異なるため、出場前に要項を確認してください。

背面のゼッケンにサイズの決まりはありますか?

実例として、縦20cm×横30cmの範囲、文字は単一色で3行まで、文字の高さ6〜10cm程度といった規定が示されることがあります。ただしこれは一例で、寸法や条件は大会・年度により改訂されます。数値はあくまで目安として捉え、最新の大会要項に従ってください。

シューズの底の色に決まりはありますか?

体育館の床を傷つけたり黒い跡を残したりしないよう、白・アメ色・無色透明、またはNON-MARKING表記のあるノンマーキングソールが求められる慣行があります。会場によって扱いが異なる場合があるため、館内の掲示や大会要項を確認しましょう。

シャトルの検定球の第1種と第2種は何が違いますか?

第1種は協会主催の全国大会などで使われる検定球で金色のシールが付きます。第2種は加盟団体が単独で開催する大会向けで銀色のシールが付きます。どの検定球を使用するかは大会の等級や主催者によって決められます。

まとめ

  • 服装・用具規定は大会の等級・主催者で厳しさが大きく異なり、判断基準はつねに「その大会の最新要項」です。
  • 公式性の高い大会では、色つき競技用ウェアに審査合格品(検定合格マーク付き)が求められることがあります。
  • 背面ゼッケンは縦20cm×横30cm・単一色3行まで・文字高6〜10cm程度などの実例がありますが、年度改訂されるため要項確認が必須です。
  • シューズは白・アメ色・無色透明・NON-MARKINGのソールが求められる慣行があります。
  • シャトルには第1種(金・全国大会用)・第2種(銀・加盟団体大会用)の検定球があり、使用球は大会側が指定します。

服装や用具のルールは、慣れてしまえば難しいものではありません。大切なのは「思い込みで用意せず、毎回要項を確認する」ことです。準備が整えば、あとは思い切りコートでプレーを楽しみましょう。

参考・注意事項

公益財団法人日本バドミントン協会(競技規則・検定制度・大会運営規程)

※規定・検定制度は年度により改訂されます。実際の大会では必ず最新の大会要項・公式情報をご確認ください。

スマートスコア編集部
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