スマートスコアの使い方|全機能でできることまとめ
スマートスコアは、バドミントン専用のアプリです。練習会の組み合わせづくり、サークルの予定と出欠、ガットや用具の記録、大会の検索と申込まで、バドミントンに関わる作業をひとつにまとめています。
この記事は、どの画面から何ができるのかを一覧で把握するための総合ガイドです。機能ごとの詳しい手順は個別の記事にリンクしています。ダウンロードと基本機能の利用は無料です。試合動画をラリーだけに自動でつなぐAI動画カットと、ルール・審判ハンドブックにも対応しました。
この機能はダウンロード無料・基本機能無料で使えます。
画面はどう分かれている?
下のタブが5つあり、目的ごとに入口が分かれています。
| タブ | 役割 | 主な中身 |
|---|---|---|
| ホーム | 今日の状況をまとめて見る | 次の予定/クイックアクション/ガットの経過日数/申込中の大会/最近の活動 |
| 大会 | 大会を探して申し込む | 募集中の大会/大会の詳細・申込/大会履歴 |
| 練習 | 練習会を回す | 組み合わせ作成/グループの予定/個人の予定/グループ作成 |
| カレンダー | 日程を見渡す | 月表示のカレンダー/スケジュール一覧 |
| プロフィール | 自分の情報と設定 | プロフィール/フレンド/各種設定 |
以前は道具類が独立した「ツール画面」に分かれていましたが、ツール画面は廃止され、ホームのクイックアクションに統合されました。クイックアクションは5個×2段の合計10個で、次の機能に1タップで入れます。
- 1段目:マップ/組み合わせ/タイマー/ガット管理/コスト管理
- 2段目:動画カット/戦略ボード/試合記録/パターン練習/ルール
当日その場で使う道具(マップ・組み合わせ・タイマー・戦略ボード)も、あとから見返す記録(ガット管理・コスト管理・試合記録)も、同じ場所から開けます。
ホームを開かず使う(ウィジェット・アイコン長押し)
端末のホーム画面に置けるOSウィジェットにも、同じ10個のクイックアクション(5個×2段)が並びます。アプリを開いてから目的の機能を探さなくても、ウィジェットのアイコンから直接その画面に入れます。アプリアイコンを長押ししたときに出るショートカットも同じ考え方で、体育館に着いてすぐ組み合わせを作る、練習中にタイマーだけ出す、といった使い方に向いています。
練習まわりで何ができる?
組み合わせの自動生成
参加者とコート数を登録すると、ダブルス/シングルスの組み合わせが1タップで作られます。休みの回数を揃えることと、対戦相手の被りを避けることは常に働き、ペアの被り回避・レベル(9段階)・男女の考慮は切り替えられます。固定ペアの指定や、手動での組み替えもできます。
参加者一覧・現在の試合・集計・履歴では、名前の前に性別の色ドット(男性は青・女性はロゼ)が付き、混合ダブルスや男女が混ざる練習でも組み合わせを目で追いやすくなっています(性別が未設定の人にはドットが付きません)。集計にはレベルと性別も表示され、同じ名前の参加者は重複して登録できないようになっています。
→ 詳しくは練習の組み合わせ自動生成の使い方
練習タイマー
ノックやフットワークで使うインターバルタイマーです。時間を決めて回す練習で、笛の代わりに使えます。
パターン練習
コート上の配置とシャトルの軌道を図として保存し、一覧にしておける機能です。毎回口頭で説明していたメニューを図で共有できます。
戦略ボード
コート図の上に選手とシャトルを置いて、ポジションや配球を確認する機能です。ダブルスのローテーションを説明するときに使えます。
ルール・審判ハンドブック
ホームのクイックアクション「ルール」から開けるハンドブックです。得点と試合の流れ/サービスのルール/フォルト/レット/コートとライン/審判のコール文言/審判の役割の7カテゴリで、練習中に判断に迷う場面や、敗者審判・セルフジャッジで審判に入るときにその場で確認できます。現行の21点制と、2027年1月4日から施行される15点制(15点先取・14-14からデュース・上限21点・3ゲームマッチは維持)の両方に対応した対比表も入っています。
同じハンドブックの中には、シャトル番手早見表もあります。画面を開くと現在地の気温を自動で取得し、その気温に合う番手(スピード番号)を提案します。スライダーで気温を手動調整することもでき、海外メーカーのスピード表記(1番=75〜5番=79)との対応も並びます。
→ 詳しくはバドミントンのルール・審判ハンドブック|アプリの使い方
サークル・チームの運営で何ができる?
グループ
チームやサークルを作り、メンバー・予定・チャットをひとつにまとめられます。招待はフレンドからの追加・招待リンク・QRコードの3通りで、リンクは発行から7日で失効します。管理者の設定や、参加を承認制にすることもできます。
予定と出欠
グループの予定を出すと、参加・不参加・未定をワンタップで集められます。定員の設定や、参加者名を伏せて人数だけ見せる非表示モードもあります。リマインドは前日21時と開始1時間前に届き、未回答の人には前日21時に催促が届きます。
→ 詳しくはグループの予定と出欠の使い方
出欠から組み合わせへ
予定の詳細から「参加者で組み合わせを作成」を選ぶと、参加と回答した人がそのまま練習の参加者になります。出欠の集計と当日の組み合わせが分断されないのが、他の手段との大きな違いです。
カレンダーとフレンド
予定はカレンダーに月表示で並び、「参加」と回答した予定は端末のカレンダーにも自動登録されます。フレンドはID検索やQRコードで追加でき、練習の参加者やグループへの招待に使えます。
道具と費用の記録は?
ガット管理
ラケットごとにガットの種類・テンション・張替日と履歴を残せます。ホームに「前回の張替から◯日」が表示され、60日を超えると警告色になります。
→ 詳しくはガット管理の使い方
試合記録
練習試合の結果を1件ずつ残せます。必須は日付・種目・場面の3つだけで、相手・スコア・勝敗はすべて任意です。勝率は表示しません。
→ 詳しくは試合記録の使い方
AI動画カット
撮った試合動画を選ぶだけで、ポイント間・ゲーム間・休憩・他のコートのプレイを自動でカットし、ラリー(プレイ)だけをつないだ動画を作ります。入口はホームのピックアップカード、またはクイックアクションの「動画カット」です。
- 対象は10分以内の動画。固定カメラ(三脚など)での撮影が推奨で、画質が良いほど精度が上がります。
- 処理には5〜15分かかります。アプリを閉じても処理は続き、完了は通知で知らせます。
- できた動画は結果画面で再生・端末への保存・共有・削除ができ、過去に作った動画も一覧から見返せます。
- 自動編集のため、ラリーの欠けやカット漏れなどの誤検出が起こることがあります。仕上がりは必ず確認してください。
- 利用回数に制限があります(1回のカット処理で1回消費、初期は3回。失敗時は自動で回数が戻ります)。残りは「残り n / m 回」と画面に表示されます。同時に処理できるのは1人につき1件です。
→ 詳しくはバドミントン試合動画のAI自動カット|アプリの使い方
コスト管理
シャトル代・体育館代・用具費などの支出を記録し、今月と累計で集計します。ガットの張替代は、張替の記録画面から一緒に記録できます。
マップ
練習場所・大会会場・バドミントンショップを地図上のピンで確認できます。遠征先で近いショップを探すときに使えます。
大会まわりで何ができる?
大会を探す・申し込む
募集中の大会を一覧から探し、詳細を見て申し込めます。申込では選手情報・住所などを入力し、大会によっては決済まで進めます。申込済みの大会はホームの「申込中の大会」に表示されます。
主催者として募集する
主催する大会の募集要項(日程・会場・種目・申込URLなど)をアプリから投稿できます。運営の確認後に「募集中」として掲載され、掲載料・手数料はかかりません。申込の受付は主催者側の申込ページで行います。
大会履歴
出場した大会の結果を名前の照合で履歴に取り込み、組み合わせや試合スコアまで見返せます。月別の参加状況をレポートとして確認することもできます。
全日本シニアとシニアランキング
全日本シニアの本戦情報(日程・会場・要項・組み合わせのリンク)と、年齢区分別のランキングを閲覧できます。
大会当日のリアルタイム表示(受付・タイムテーブル・進行)は、その大会がスマートスコアで運営されている場合に使えます。運営に使われていない大会では、検索・申込・履歴が中心になります。
最初に何から始めればいい?
使い始めの順番としては、次の流れが迷いにくいです。
- プロフィールを登録するホームの「はじめにやること」から進められます。フレンド追加やグループ参加のときに表示される名前になります。
- ラケットを1本登録するガット管理に1本入れておくと、次の張替からホームに経過日数が出るようになります。
- グループを作る、または招待リンクで参加する幹事なら作成、メンバーなら送られてきたリンクから参加します。
- 予定を1件出して出欠を取るここまでで、当日は「参加者で組み合わせを作成」に進めます。
1人で使う場合も、ガット管理・試合記録・コスト管理・タイマー・戦略ボード・動画カット・ルール・審判ハンドブックはグループに入らなくても使えます。まず道具として使い始め、必要になったらサークルを招待する順で問題ありません。
よくある質問
無料で使えますか?
ダウンロードと基本機能(グループ管理、練習の予定、出欠、組み合わせの自動生成、チャットなど)は無料で利用できます。大会への申込で参加費の決済が発生する場合や、大会運営の一部機能を除き、日々の練習に使う機能に費用はかかりません。
どの端末で使えますか?
iOS(iPhone / iPad)と Android のスマートフォンアプリとして提供しています。大会運営者向けの管理機能は、Webブラウザから利用できます。同じアカウントでログインすれば、機種を変更しても記録は引き継がれます。
バドミントン以外の競技にも使えますか?
スマートスコアはバドミントン専用のサービスです。シングルスとダブルス(男子・女子・混合)に対応しており、コートの構成やスコアの数え方もバドミントンの競技規則に沿っています。
1人でも使えますか、サークルに入っていないと意味がないですか?
1人でも使えます。ガット管理・試合記録・コスト管理・練習タイマー・戦略ボード・パターン練習・マップ・大会検索・AI動画カット・ルール・審判ハンドブック(シャトル番手早見表を含む)は、グループに入っていなくても利用できます。グループが必要になるのは、予定の共有と出欠の集計、グループチャットを使うときです。
大会の結果はどうやって履歴に入りますか?
スマートスコアで運営された大会に出場した場合、登録した名前との照合により結果が履歴へ取り込まれ、組み合わせや試合スコアまで確認できます。運営に使われていない大会の結果は自動では入らないため、その場合は試合記録の機能で場面を「大会」にして手動で残す形になります。
動画カットは何本まで使えますか?
利用回数の制限があり、初期は3回です。1回のカット処理(1ジョブ)で1回を消費し、処理に失敗した場合は自動で回数が戻ります。残りの回数は「残り n / m 回」として画面に表示されます。対象は10分以内の動画で、同時に処理できるのは1人につき1件までです。
2027年から始まる15点制にも対応していますか?
アプリ内のルール・審判ハンドブックは、現行の21点制と2027年1月4日から施行される15点制(15点先取・14-14からデュース・上限21点・3ゲームマッチは維持)の両方を掲載し、現行と新制度を対比表で比較できるようにしています。
まとめ
- タブは5つ。ホーム(今日の状況)/大会(探す・申し込む)/練習(回す)/カレンダー(見渡す)/プロフィール(設定)。
- ツール画面は廃止され、道具はホームのクイックアクション10個(5個×2段)とOSウィジェットに集約された。
- 練習会は「出欠 → 参加者で組み合わせを作成」で1本につながる。組み合わせには性別の色ドットが付く。
- 記録はガットが60日で警告、試合記録は必須3項目のみ、費用は今月と累計で集計。
- 試合動画はAI動画カットでラリーだけに(10分以内・処理5〜15分・完了は通知・利用回数に制限あり)。
- ルール・審判ハンドブックは7カテゴリ+シャトル番手早見表。21点制と2027年1月4日施行の15点制の両方に対応。
- 大会は検索・申込・履歴が中心。当日のリアルタイム表示は運営に使われている大会のみ。
- 1人でも道具として使える。サークルで使うときにグループを作る。
本記事の機能一覧は、スマートスコア(iOS / Android)の実装にもとづきます(2026年8月時点)。得点方式は公益財団法人日本バドミントン協会の競技規則によります。
※画面は開発環境のもので、実際の表示は端末・バージョンにより異なります。※機能は今後のバージョンで追加・変更される場合があります。※現行の得点方式は21点制で、15点制は2027年1月4日から施行されます。